OFFREL

ブラウザで使える無料ツール

Event Space催事区画の空きと募集要項を、今の Excel の台帳から。

区画台帳と予定台帳の 2 つの Excel を読み込むと、月ごとの空き状況のカレンダー、空き期間の一覧、予定の重なりと仮押さえの期限切れ、区画ごとの稼働率を出し、募集要項の下書きを作ります。架空の郊外型ショッピングセンター(区画 6・予定 49 件)に合わせて作ったツールです。Excel のままでは限界があることも分かる作りにしています。

ショッピングモールの吹き抜けの催事スペースと、空き状況を示す大きなカレンダーのイラスト

このツールは、お使いのパソコンの中だけで動きます。選んだファイルは送信・保存されず、ファイルの中身や名前は弊社のサーバーにも一時的に残りません(弊社に届くのは、読み込んだ行数などの数字だけです)。インストールも登録も不要です。動作の保証はしていませんので、結果はご自身でお確かめください。

出店者の代表者名や連絡先など、個人の情報は台帳に入れずにお使いください(入れても送信はされませんが、公開のツールに個人情報を入れないことをお勧めします)。通信が無いことは、ブラウザの開発者ツール(「ネットワーク」の欄)で確かめられます。サンプルの読み込みとアクセス解析の信号以外の通信は発生しません。

できること

  1. 01台帳を 2 つ選ぶ

    区画台帳(区画名・面積・設備・利用料・最低日数)と、予定台帳(区画・出店者・開始日・終了日・状態)。見出しの言葉が違っても対応づけで直せます。

  2. 02空きを見る

    月ごとのカレンダー(行が区画・列が日)と、空き期間の一覧。仮押さえを埋まっている扱いにするか、搬入・撤去の日を空けるかは設定で選べます。

  3. 03確かめる

    同じ区画で日が重なる予定、期限を過ぎた仮押さえ、区画台帳に無い区画名や日付の誤りを一覧に。ツールは決めず、人が判断します。

  4. 04募集要項を出す

    区画と募集期間を選ぶと、区画台帳から募集要項の下書きを作ります。文面を直して印刷(PDF)か、メールに貼るテキストに。

お試し用のサンプル Excel

まず試すなら、ツールの「架空の館のサンプルで試す」を押してください。同じファイルをダウンロードして、貴社の台帳を作るときの雛形にもできます。すべて架空のデータで、実在の施設・会社・人物とは関係ありません。

みなと台モール(架空の郊外型 SC・区画 6・2026 年 10 月〜2027 年 1 月の予定 49 件)

予定台帳には、わざと「同じ区画で日が重なる予定」「期限を過ぎた仮押さえ」「区画台帳に無い区画名」「終了日が開始日より前の行」を入れてあります。「確認」の欄に出ることを見てください。

ご自身の台帳で試す場合

次の条件のファイルを読み込めます。

  • Excel のファイル(.xlsx)。古い .xls や CSV は読めません。1 枚目のシートを読みます
  • 区画台帳は 1 行 1 区画。「区画名」の列は必須。フロア・面積・電源・水道・什器・利用料・単位・営業時間・最低日数・搬入経路・出店条件・備考は任意
  • 予定台帳は 1 行 1 予定。「区画名・開始日・終了日・状態」の列は必須。出店者・業種・担当・利用料・仮押さえ期限・備考は任意
  • 状態は「確定/契約済」「仮押さえ/仮契約」「問い合わせ/商談中」「取消/キャンセル」のような言葉を自動で 4 つに寄せます。寄らない言葉は「確認」に出ます
  • 日付は日付型のほか、2026/11/5・2026-11-05・11月5日・11/5(年は基準日の年)も読みます。終了日が空なら 1 日だけの予定とみなします
  • 見出し行が先頭 10 行以内にある(上に題名や空行があっても構いません)

ツールを使う

区画台帳と予定台帳の Excel を 1 つずつ選びます。読み込みから募集要項の印刷まで、このページの中で終わります。

  1. 1台帳を選ぶ
  2. 2列の対応づけを確かめる
  3. 3空き・確認・募集要項

区画名・フロア・面積・設備・利用料・最低日数などが 1 行 1 区画で並んだ表。

ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)

区画・出店者・開始日・終了日・状態(確定/仮押さえ/問い合わせ/取消)が 1 行 1 予定で並んだ表。

ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)

読み込みはこのページの中だけで行います。どこにも送信しません。

判定の決まり

一般的な館の運用を想定して決めたものです。貴社の決まりが違う場合は、このツールをそのまま使うより、貴社の決まりに合わせて作り直すのが近道です。

埋まっている日
「確定」の予定の日。設定で「仮押さえも埋まっている扱い」にすると仮押さえの日も含めます(既定)。「問い合わせ」「取消」は埋めません。
準備日
設定の「前後に空ける日数」のぶん、予定の前後を準備(搬入・撤去)として埋めます。カレンダーでは灰色です。
空き期間
範囲の中で、埋まっていない日が連続した区間。設定の最低日数か、区画台帳の最低日数の長い方に満たない区間は出しません。
重なり
同じ区画で確定・仮押さえの日が重なる組み合わせをすべて出します。確定同士が最も急ぎ。どちらを残すかはツールは決めません。
仮押さえの期限切れ
仮押さえ期限が基準日より前の仮押さえ。期限の列が無い予定は判定しません。
稼働率
月の日数に対する確定の日数。仮押さえの日数は別に出します。利用料の列があれば、その月に始まる確定の予定の利用料を合計します。
区画台帳に無い区画
予定台帳にだけ出てきた区画名は、そのまま行として足し「台帳に無い」と印を付けます。全角半角や空白の違いはそろえて突き合わせます。
募集要項
区画台帳の値から下書きを作ります(申込期限は利用開始の 3 週間前)。法的な文書ではなく館の案内の下書きなので、契約の条件は館の決まりに合わせて直してください。

この先

Excel の台帳は、管理の方法として最善ではありません。

このツールは、今ある Excel の台帳を読んで「台帳を 1 つにする」段階を手早く済ませるためのものです。置き場所によっては同時に直せない、仮押さえの期限を誰も見ていない、空き状況を聞かれるたびに人が答える、という Excel の限界はそのまま残ります。同じ決まりを、貴社の運用に合わせた Web システムとして作ることができます。

Web システムにする

担当者が同時に更新でき、仮押さえの期限や空きの通知が自動で届き、出店希望者が空き状況を見て申し込める募集ページを持てます。Excel の台帳の読み込みは、移行の最初の一歩として使います。

他のシステムとつなぐ

契約システムやテナントマスタから区画・出店者の情報を取り込み、請求や売上報告と同じデータで動かします。同じ出店者の過去の実績が、商談のときに手元に出ます。

実績から売上と賃料を見積もる

過去の催事の業態別・区画別・時期別の売上実績から、今回の催事の売上の見込みを出し、固定と歩合の賃料の設定を試算します。数字で説明できる募集と交渉になります。

これらは作業時間つきの月額の中で、最初に必要な機能だけで使える形にし、使いながら広げます(大きなシステムも、小さく作って育てる)。売上の見込みは過去の実績からの試算で、将来の売上を約束するものではありません。

このツールを作った経緯と、判定の決まりの考え方は note の記事 に書いています。他のツールは 公開しているツールの一覧 から。