ブラウザで使える無料ツール
Monthly Report営業所ごとの売上明細を、1つの月次売上報告に。
営業所から届く Excel の見出しがばらばらでも、得意先名の書き方がそろっていなくても、読み込んで名寄せ・集計し、人が確かめるべき行を一覧にします。架空の卸売会社の例(営業所 3 つ・月 6,000 行)に合わせて作ったツールです。

このツールは、お使いのパソコンの中だけで動きます。選んだファイルは送信・保存されず、ファイルの中身や名前は弊社のサーバーにも一時的に残りません(弊社に届くのは、読み込んだファイル数や行数などの数字だけです)。インストールも登録も不要です。コードは GitHub で公開しています。動作の保証はしていませんので、結果はご自身でお確かめください。
通信が無いことは、ブラウザの開発者ツール(「ネットワーク」の欄)を開いたままファイルを読み込むと確かめられます。アクセス解析(Google アナリティクス)の信号以外の通信は発生しません。
できること
01Excel を選ぶ
営業所ごとの売上明細を複数まとめて。得意先マスタ・商品マスタ・前月分は任意です。
02列の対応づけを確かめる
見出し行と列は自動で推定します。営業所ごとに見出しが違っても、プルダウンで直せます。
03要確認を見る
金額の不一致、マスタに無い得意先、対象月外の日付などは、ツールが決めずに一覧に出します。
04Excel で書き出す
サマリー・得意先別・商品分類別・担当者別・要確認・統合明細の 6 シートを 1 ファイルに。
お試し用のサンプル Excel
まず試すなら、架空の卸売会社のサンプル(営業所 3 つ・2 か月分・マスタ)をダウンロードして読み込んでください。すべて自動生成の架空データです。実在の会社・人物・取引とは関係ありません。
当月(2026-09)の売上明細
前月(2026-08)の売上明細(前月比用)
読み込むときは、当月の 3 ファイルを「営業所の売上明細」に、前月の 3 ファイルを「前月分の売上明細」に、マスタ 2 ファイルをそれぞれの欄に入れ、対象月を 2026-09 にします。
ご自身のファイルで試す場合
次の条件のファイルを読み込めます。
- Excel のファイル(.xlsx)。古い .xls や CSV は読めません
- 1 ファイルに 1 営業所。1 枚目のシートを読みます
- 見出し行が先頭 10 行以内にある(上に題名や空行があっても構いません)
- 日付・得意先コード・得意先名・商品コード・数量・単価・金額・担当者の列がある(商品名は無くても可。見出しの言葉が違っても対応づけで直せます)
- 数量・単価・金額は数値(「12,000」のような文字でも読みます)
- ファイル名を「売上明細_営業所名.xlsx」にすると営業所名を自動で取ります。無ければファイル名が営業所名になります
ツールを使う
試すときは、営業所ごとの売上明細を数ファイルと、あれば得意先マスタ・商品マスタをご用意ください。読み込みから書き出しまで、このページの中で終わります。
- 1ファイルを選ぶ
- 2列の対応づけを確かめる
- 3結果を見る・Excel に書き出す
営業所ごとに 1 ファイル。複数まとめて選べます。ファイル名の「売上明細_」の後ろを営業所名として使います(無ければファイル名)。
ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)
この月以外の日付の行は要確認に出ます
A 列: 得意先コード、B 列: 得意先名。無ければ、名前の表記をそろえた上で名前ごとに集計します。
ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)
A 列: 商品コード、B 列: 商品名、C 列: 商品分類。無ければ分類は「未分類」になります。
ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)
前月比を出すときに。当月と同じ形のファイルを営業所ごとに選びます。
ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)
読み込みはこのページの中だけで行います。どこにも送信しません。
判定の決まり
聞き取りで決めた方針をそのままツールにしています。貴社の決まりが違う場合は、このツールをそのまま使うより、貴社の決まりに合わせて作り直すのが近道です。
- 得意先の名寄せ
- コードでマスタに寄せます。コードが空欄なら、名前から「株式会社」「(株)」「㈱」や全角半角・空白の違いを取ってマスタと照合します。寄らない行は要確認(集計に含めない)。
- コードと名前の食い違い
- コードの得意先と書かれた名前が別の得意先なら要確認(集計に含めない)。
- 商品分類
- 商品コードで商品マスタの分類を引きます。マスタに無い商品コードは要確認(集計に含めない)。マスタが無ければ「未分類」。
- 数量×単価≠金額
- 1 円でも違えば要確認(集計に含めない)。
- 対象月外の日付
- 要確認(集計に含めない)。「9月1日」のように年の無い日付は対象月の年とみなします。
- 合計行・空行・題名行
- 読み飛ばして、件数だけ数えます。
- 同じ内容の行
- 要確認に出しますが、集計には両方入れます(本当に 2 回売れた可能性があるため)。
- 返品(マイナス)
- そのまま集計に入れます。
このツールを作った経緯と、完了の条件の決め方は note の記事 に書いています。他のツールは 公開しているツールの一覧 から。