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Rooftop Solar屋根の棚卸しを、定期報告の表の形に。
省エネ・非化石転換法の定期報告では、2027 年度から屋根設置太陽光の項目(特定-第 10 表 8)が加わります。屋根台帳の Excel を読み込むと、除く面積・耐震・積載荷重・1 建屋あたりの屋根面積で区分した報告の表と、設置の条件を満たす屋根の面積を出します。

このツールは、お使いのパソコンの中だけで動きます。選んだファイルは送信・保存されず、弊社のサーバーにも一時的に残りません(届くのは件数などの数字だけです)。報告の対象・設置権限・除く面積の判断は事業者が行います。法令上の助言ではありません。
制度の内容は、資源エネルギー庁の資料(屋根設置太陽光発電設備の設置余地の報告について、2026 年 3 月 10 日)と省エネ・非化石転換法の手引き(令和 8 年度改訂版)で確かめたものです。
制度で決まっていること
- 何が求められるか
- 屋根設置太陽光の設置に「努めること」。導入は義務ではなく、導入目標の設定と中長期計画書への記入、定期報告書への記載を求めるものです。
- 誰が
- 事業者全体のエネルギー使用量が原油換算で年 1,500kl 以上の特定事業者等。中長期計画書の目標は全特定事業者等、定期報告書の屋根の項目は、設置済みかエネルギー管理指定工場等を持つ事業者が書きます。
- いつから
- 中長期計画書は 2026 年度から、定期報告書は 2027 年度から。どちらも毎年度 7 月末日までの提出です。
- 報告する屋根
- 建築物の屋根。設置済みの屋根と、エネルギー管理指定工場等で、除いたあとの屋根面積が 1 建屋 1,000㎡以上の屋根(1,000㎡未満は任意)。建築物でないカーポート型は含みません。
- 除く場所
- 他法令で設置できない場所、屋根の使用状況を変えないと設置できない場所(避難場所・屋上庭園などの用途、室外機・貯水槽などの既存設備)、設置権限を持っていない場所。
- 館とテナント
- テナントである場合や建物を貸している場合も、設置権限を持つ屋根は対象です。所有者と賃借人の間で設置権限を整理しておくことが望ましく、報告は両方で必要になり得ます。
館(建物の所有者)がやること
- 館ごと・建屋ごとに、屋根の面積・耐震・積載荷重・使用状況を図面と構造計算書から拾う
- テナントに貸している建物は、屋根の設置権限が誰にあるかを契約で確かめる
- 設置を検討する屋根の条件を会社として決め、条件を満たす面積を出す
テナント(賃借人)が確かめること
- 床だけを借りていて屋根の設置権限が無ければ対象外
- 一棟借りなどで屋根の設置権限を持つなら、その屋根は自社の報告に入り得る
- 所有者と、どちらが報告するかを先に決めておく
お試し用のサンプル Excel
ツールの「架空の運営会社のサンプルで試す」を押すと、館 2 つ・屋根 9 面の台帳を読み込みます。台帳の雛形にも使えます。すべて架空のデータです。
屋上を駐車場に使う立体駐車場、館が屋根の設置権限を持たない一棟貸しの建物、N/㎡ で書かれた荷重、耐震診断で適合した旧耐震の建物、建築確認の日が分からない倉庫棟を含めています。
ご自身の台帳で試す場合
- Excel のファイル(.xlsx)。1 枚目のシートを読みます。見出し行は先頭 10 行以内
- 1 行 1 屋根。建屋と屋根面積の列は必須。同じ建屋に耐震基準や積載荷重の違う屋根があれば行を分けます
- 施設・建屋が空の行は、上の行と同じ建屋とみなします
- 積載荷重は kg/㎡。「78.4N/㎡」のように N/㎡ で書かれていれば 1kg=9.8N で換算します
- 建築確認の日が無い、または旧耐震で既存耐震不適格でないことが分からない屋根は、資料のとおり既存耐震不適格の行に入れます
ツールを使う
はじめに、建物の所有者(館)か賃借人(テナント)かを選びます。
館が屋根に設置する権限を持たない場合は、その面積を「設置権限なし」に入れます(館とテナントの両方に権限があれば、館の報告にも入ります)。
1 行 1 屋根。建屋と屋根面積が必須。除く面積(他法令で不可・使用中の用途・既存設備・設置権限なし)、設置済みの面積と出力、建築確認の日、既存耐震不適格か、積載荷重、屋根形状、竣工年があると、報告の表が埋まります。
ここにドラッグ&ドロップもできます(.xlsx)
読み込みはこのページの中だけで行います。どこにも送信しません。
手間がかかるのは、初年度の台帳づくり
報告は毎年度ですが、2 年目以降は設置の予定や増改築を直すだけです。重いのは初年度に、館ごと・建屋ごとに図面や構造計算書、建築確認の記録から、屋根の面積・積載荷重・使えない場所を拾う作業です。館の数が多いほど時間がかかります。この台帳づくりを、図面や構造計算書の PDF を AI で読み取り、担当者が確かめる進め方で、作業時間つきの月額の AI実装支援としてお手伝いします。
制度の整理と、館とテナントの設置権限の話は note の記事 に書いています。他のツールは 公開しているツールの一覧 から。